マクラメ作家になる方法

SNSで見かけて、わたしもマクラメ作家になりたい!と思っている方もいらっしゃるかもしれません。今回はどうやったらマクラメ作家になれるのかをまとめてみます。

目次

マクラメとは

マクラメをご存知ない方もいらっしゃるかもしれないので、まずはマクラメについて。マクラメとは、紐を手で結んで模様や形を作るクラフトです。アクセサリーやポーチなどの小物類、壁に飾るタペストリーやバッグなどいろんなものが作れます。どんな紐を使うかでも雰囲気は異なるので、作家さんの個性がいろいろあって楽しい分野です。
最近ではマクラメの技法を使って作られているスマホストラップをたくさん見かけます。それだけ流行ってきているクラフトでもあります。

マクラメ作家になるには

結論から言います。マクラメ作家になるには、”わたしはマクラメ作家です”と名乗るだけです。以上。って感じです。
え?と思わせてしまっていたらごめんなさい。事実本当にそれだけです。
認定講師のような資格はあります。でも必ずしも必要ではありません。そんなわたしも独学です。それでも販売したりオーダーを受けたり、レッスンを開催できています。お仕事にだってできます。

とはいえ、聞きたいことはそんなことではないはず

ですよね。基本的にはさっきの通り自分で名乗れば今すぐにでもマクラメ作家になれます。ですが、この記事を読んでくださっている方は、それができないから困っているのだと思います。
ここでは、作家=オンラインやイベント出店で販売する人という視点でお伝えします。基本的にはマクラメの技術を習得して、作品を制作して販売する流れになるかなと思います。では具体的にどうすればいいか、わたしなりの考えをまとめます。

マクラメ作家への道①

今の時代、情報は溢れています。書籍やYouTube、各種SNS、KITなどで作り方を知れる機会はたくさんあります。そのまま販売できない場合も多いですが、そこで何かを掴めると自分でアレンジをしていろいろ作れるようになって、販売ができる場合があります。いわゆる独学というやつです。

マクラメ作家への道②

この方法も割と多いかなと思いますが、認定講師講座を開催している先生のところや企業主催の講座で学ぶような、資格取得タイプ。なくてもいいけど、先生と繋がれたり、一緒に受講した受講生と繋がれたり、質問ができるというようなメリットがあることも。動画受講の場合だと、好きな時間に自分のペースで進められるというメリットも。
”資格を持っている”という安心感や、有名な先生の元で学ぶと活動の際に箔がつくようなこともあります。それをSNSのプロフィール欄に書くと、知っている人からするとすごい!となることもありますが、そうではない場合ももちろんあります。

身につける方法としては主にこの2つかなと思います。ただ、講座を受けたら終わり、一度YouTubeで学べばOKとはいきません。より良いものを作っていくには、リサーチや自分の知識のアップデート、とにかく作り続けることが何よりも大事です。

マクラメ作家として活動していくには

いつから販売していい?

これは初心者の方は疑問に思うことが多いかもしれません。講座などを受講されている方は、先生のデザインだと許可が必要だったり、合格しないと販売できないような場合があります。決まりのある講座などではない限り、基本的には自分が売ってもいいレベルだと判断したら売ってOKです。誰の許可もいりません。

昔、わたしのYouTubeを見て作ったであろうある作品の写真をインスタグラムでたまたま見つけました。販売している旨が書かれていました。当時は今と考え方が違ったのもあり、かなり心がザワザワしました。申し訳ないけど、”このレベルで販売しちゃうなんて。。。”と思ったことを今でも覚えています。
ただ、それに関してわたしがどうこう言える立場ではない、それはその人の問題であってわたしの問題ではないというところに行きつき、今はそこまで気にならなくなりました。
買うかどうかを決めるのもお客さまなんです。欲しいと思えば買うし、イマイチだなと思えば買わない。それはクオリティが高かろうが低かろうが関係ありません。

という訳で、自分で販売できる!と思えば販売してOKです。とはいえ、時々自分でかなり高いハードルを作ってしまう方も見受けられます。まだまだこんなんじゃ売れない。。。というように。
そんな人は、完璧に作れるまで販売はできない、、、という考えは一度捨ててください。いつになったら完璧になりますか?正直8年マクラメをやっていたって、完璧になんか作れていません。丁寧に作ること、クオリティ高く仕上げることは意識しています。同じものでも何度も作っていると改善策を急に思いついたりもします。日々アップデートの繰り返しです。その中で、自分がOKを出せるものを販売しています。

分からなくなったら、自分なら買うかな?という視点で考えてみたり、家族や友達に聞いてみるのもおすすめです。その場で欲しい!と言ってもらえたりしたら、それは需要があるのかもしれないので、作品作りにも活かせますよね。

販売する場所を決める

1つ目は、イベントやマルシェへの出店です。直接販売できる機会なので、お客さまにも実際に見ていただけるし、自分もお客さまの反応を目の前で見ることができます。目の前で可愛いと言ってもらえてお金をいただける経験は、何にも変え難い経験になると感じています。
出店方法は、一般募集していたり、主催者さんからお声がかかったり。気になるイベント、マルシェには一度足を運んでみるのがおすすめです。雰囲気やお客さまの層などをチェックできると、出店時のヒントになります。

2つ目は、委託販売という方法です。実店舗に委託するパターンと、オンライン上の無店舗委託販売店に委託するパターンがあります。
作るのは自分、お金のやり取りなどはお店にお願いするような形です。店舗によって委託料や手数料が違ったり、SNS販売に力を入れていたり、いろんなお店があります。自分に合った店舗が見つかるといいのかなと思います。

3つ目はオンライン上です。マーケットプレイス内に自分のショップを作るパターンと、自分だけのショップを作るパターンがあるかなと思います。いろんなプラットホーム(販売できるオンライン上の場所)が普及しているおかげで、選択肢はたくさんあります。有名どころで言うと、minneやCreema、BASE、STORESなどなど。仕様が少しずつ違ったりするので、いろいろ使ってみて使いやすいものを選ぶのがいいかなと思います。
ショップを持たずとも、SNS内でやり取りが完結してしまう場合もあります。

販売する場所があってもそれを知ってもらわないとお店に辿り着けないので、SNSでの発信は必須かなと思います。製作、販売、発信を継続していくことがマクラメ作家の活動です。

まとめ

以上のように、まずは作れるようになること、そして販売する場所を決めて販売することで、マクラメ作家として活動していることになります。この記事の内容も固く捉えずに、とにかく自分でマクラメ作家だと決めたらもうマクラメ作家なので、そうと決めたら胸を張って活動してほしいです。ただ、技術を磨くことは忘れずに。どう技術を磨くのか、アップデートしていくのかはまた後日記事にしようと思います。

マクラメのアイテムって本当に可愛いんです!♡その可愛さをまだ知らない人にも届けられるように、マクラメ作家同士で盛り上げていけたらいいなと思っています。

DAYs まゆ

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